博物記(夏ー42) 蝉3種
をしていました。ふと気がついて時計をみたら、既に日付けが変わって、23日の
午前1時40分を過ぎていました。
時間も在りませんから、今日も極簡単な内容で、ご勘弁願いたいと思います。
梅雨が長かったので、蝉時雨はなかなか聞こえて来ませんでした。でもここに
来て、束の間の夏を取り返すような勢いで、色々なセミさんのコーラスが聞こえ
て来ます。
は、誰でも知っている「アブラゼミ=油蝉」さんと「ミンミンゼミ=みんみん蝉」さん
です。どちらも日本の夏を代表するセミさんですよね。
は皆無ですよね。でも、外国では珍しい種類の様ですよ。何処がどう珍しいかと
言いますと、全世界には約2000種が知られていますが、どのセミさんも、翅は
透明なんです。ところが、我が「アブラゼミ」さんの翅は、茶色の色が付いている
んですからね…と言う訳で珍しいんですね!
因みに一番下の写真は雄の「ツクツクボウシ」さんです。わたしはこのセミさんを、子供の頃から「オーシー」と呼んでいますよ。
セミさんの雄の腹部は、発振膜(はっしんまく)と言う、薄い膜があって、この膜の内側にはV字型の筋肉が付いています。セミさんはお腹を伸び縮みさせながら、発振膜を震わせて音を出します。雄のお腹の中は空っぽで、広い空間になっています。発振膜から出た小さい音は、お腹の中で共鳴して、大きな音になるのです。種類によって鳴声が違うのは、体の伸び縮みによって変わると言う訳です。
米子で孫にセミ採ってと言われ、ヨーシ!と素手でがんばって3尾捕えましたが、
大昔には良く森の中で仲間と遊んだことを思い出しましたよ♪
最近ツクツクホウシは見ないですねー・・・。この写真懐かしく見ました♪
うーん、なるほど記事に書いてあるとおりです。
道端にセミのなきがらが目立つようになりました。はかないですね。
金曜日ima展を拝見する予定です。ご招待状や楽しいプレゼントをありがとうございました。金曜日が楽しみです。
先日乗った只見線はクーラーでなく扇風機、窓 全開でした。
ずっと大量の蝉の声が車中に響いておりました。
たくさんいるのですね。
sdknzさまへのコメントを正確に書きませんで申し訳なかったです。
「オオカバマダラ」のことです。
世代交代で北上します。(帰りは一気に)
NHK「ダーウィンが来た」で特集をしました。
素晴らしい記録映画でした。お時間ができましたらご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program012.html
ニイニイゼミさんも、翅には一部色が付いていますが、
アブラゼミさんみたいに、全てではないのです。
わたしも、ツクツクボウシさん(♀)を撮影後、
捕まえましたが直ぐ逃がしてあげました。
先日はカブトムシさんのオス2匹、メス1匹も捕まえました。
わたしは子ども時代からの、虫捕り名人なんですよ。
ミンミンゼミさん2枚&ツクツクボウシさん全部は、
マクロで撮影しています。
普段見慣れたセミさんですが、
「ああ、セミが鳴いている…」
と思う人は自然に対して敏感な人です。
一生懸命鳴いていても、
全く何も思わない人が多くなって来ました。
でも、もう少し踏み込んで
「ああ、セミが鳴いている…セミはどうやって鳴くのだろう…?」と
思うのが、自然観察だと思いますよ。
さて、お忙しい中来て下さるようですが、
金曜日は夜まで仕事で、美術館にはいけません。
作品タイトルなどお教えしていないのは、
全ての作品を見て感じて頂きたいからです。
今回の作品のヒントは、ブログ中にありますから、
推理して見て下さいね…!
他のブログのお友達にも、お教えしていませんので、
探したり、推理したりと…、どうか展覧会を楽しんで下さいね!
只見線は当時と変わらないみたいですね。
小出祭り(花火で有名)の時だけ、
終電時間が遅くなったのです。
ローカル線の旅は、
とにかくのんびりして、良いですね~!
ところで「モナークチョウ=オオカバマダラ」
のつもりで「モルフォ」って書いてしまいました。
「沈黙の春」のレイチェル・カールソンも、
モナークチョウについて述べていますよ。
どなたも夏のセミさんの鳴声で、
余計に暑く感じてしまう様ですね!
セミさんが鳴いているのを見ていると、
かなりの腹筋運動だと感心してしまいます(笑)
子供の頃は、雄のお腹を押したりして
(セミさんご免なさい)
どうやって鳴くのか究明しようと思いましたよ。
お腹を押すとぺちゃんこだったので、
びっくりした経験があります。
今回久し振りに「オーシー君」が鳴く処を、
目の前でしっかり観察しました。
「沈黙の春」、随分昔に書かれていますが、その頃から今の地球の危機を示していたのですから素晴らしい研究者です。
田舎に住んでいて、読んだ当初は実感できなかったことが
今、切実な現実なんですからね。
オオカバマダラはトウワタをえさにして世代交代をしながら移動します。
これを知ったときから自然界の不思議、底力を感じています。
モナークチョウの代表が「オオカバマダラ」ですね。
環境の崩壊で、多くの生き物達が、住処を追われました。
メキシコではモナークチョウの保護区を作っていますよ。
わたしのブログでは「カバマダラ」さんをUPしています。
「毒の実、毒の蝶」か「カバマダラ」で検索して見て下さいね。