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ナイル商会

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タグ:シデコブシ ( 1 ) タグの人気記事

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 みなさん、こんにちは、ナイルです。東京は昨日も良いお天気になりました。夕方から雨の予報が出ていたので、帰宅時に雨に遭いたくないなって、思っていました。でも日中はお天気は持ったのですが、帰宅する前から風が強くなり、かなり肌寒くなってしまいました。
 雨は21時過ぎに降り出し、一時は土砂降りになりました。風と大雨で、まるで嵐の様でしたが、日付けが変わった今はもう止んでしまいました。折角綺麗に咲いたサクラ達ですから、これが「花散しの雨」にならなくて、本当に良かったと思います。
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 さて、みなさんには今日も、綺麗な白い花をご覧頂いていますが、これは何の花でしょうか…?白い花の事は、昨日しっかりお勉強しましたので、賢明なみなさんには、もうお判りですよね。
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 この花はコブシの一種の「シデコブシ=四手辛夷」です。「シデコブシ」は日本固有で、モクレン科モクレン属、湿地性の落葉小高木です。別名を「ヒメコブシ」「べニコブシ」と言います。名前の由来は、花の形が正月飾りの“四手”に似ているコブシだからです。
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 「シデコブシ」は“生きてい化石”と呼ばれている、古代植物の生き残りです。過去の気候やその他環境条件の変化に耐え抜き、現在も生き残っている適存種です。レッドデータブックでは〔絶滅危惧Ⅱ種〕に分類されています。
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 「シデコブシ」は東海地方の伊勢湾周辺(岐阜県、愛知県、三重県)の極限られた湿地や、渓流沿いにしか自生していません。開発が進んだ影響で自生地が減少し、絶滅の心配が出ています。
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 「シデコブシ」の葉は互生し長さが5~10cm、幅2~4cmの長楕円形です。花は白色と薄紅色の物があり、3月~4月にかけて12~18枚の細長い花弁を、波打った様に外向きにつけます。
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 「シデコブシ」は系統的には、「コブシ」と「タムシバ」の交雑によって生まれた、とされています。しかし「コブシ」はやや冷涼地の谷沿いに生育し、「タムシバ」は、これよりは温暖地の尾根などの乾燥地に生育しています。この異なった物同士が交雑するには、両者が近接して生育している環境が必要なのです。それが東海地方の、伊勢湾周辺だった様です。
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 「シデコブシ」には、美しい園芸品種が多数在ります。レッド、ロゼア、ロイヤルスター、ウォーターりりー、ホワイトスターなどは、鑑賞価値が高い品種です。
 
 ところでみなさん、最後の開きかけた綺麗なお花は、一体何の花でしょうか…?このお花をよく見れば、直ぐに答えが出ますよね。
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 みなさん、今日の「シデコブシ」は如何でしたか?どうかご意見ご感想などを、沢山お寄せ下さいね。みなさんからの嬉しいコメントを、楽しみにお待ちしています。
by brue-nile | 2006-03-29 01:51 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(21)