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ナイル商会

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何時も有難うございます!ご訪問頂いたお客様も203,060 人を超え、新たな目標に向かって歩んでいます。身近で出遇った小さな生き物達や植物など、気ままにナイルがご案内しています。 ナイル商会・管理人

カテゴリ:春の夢“花&水鳥”(全35話)( 35 )

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 みなさん、こんにちは、ナイルです。昨日は気温が上がり、太陽の光が眩しい春の陽気になりましたね。街を歩いていても、道路沿いのガードレールの周りには、タンポポ、ハコベ、ナズナにハナニラなど、沢山の花が咲いていましたよ。。
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 わたしの屋上の庭でも、青紫のムスカリやスミレが沢山咲いていますし、シンビジウムも蕾を沢山つけています。気の早いムシトリナデシコが咲いていますし、実生の小さな藤の木には今年も沢山蕾が付きましたよ。冬中咲いていたラベンダーにも新芽が伸びてきて、ローズヒップにも小さな葉っぱ出て来ました。すっかり春ですね、ここはもうじき様々な花達で溢れるのですよ。
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 さて今日のお花ですが、最初の写真でもう何の花かお判りですよね。先日まで蕾が目だっていたのに、今はもう満開を迎えています。青空に鮮やかな薄紅色の花が、とっても綺麗に映えていましたよ。
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 みなさん、今日のお花はご存知の「ハナカイドウ」です。鮮やかな薄紅色の花は、中国では古くから鑑賞用の園芸種として人気があり、日本には江戸時代に渡来したと言われています。
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 「ハナカイドウ」はバラ科リンゴ(或いはマルス)属の落葉小高木で、別名を「ナンキンカイドウ」「スイシカイドウ」と言います。名前の由来は中国名の海棠を和音読みにしました。
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 「ハナカイドウ」の花期は3~5月で、花径3~4cmの薄紅色の花を枝いっぱいに咲かせます。園芸種には八重咲きのヤエカイドウ、大八重咲きのオオヤエカイドウ、枝が垂れるシダレカイドウ、白い斑が入るフイリカイドウなどがあります。
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 「ハナカイドウ」には近縁種の「ミカイドウ」があり、別名を「ナガサキリンゴ」と言います。「ミカイドウ」の果実は径1~2cmの緑色の丸い形をしています。丸い果実は、10~11月頃に黄褐色に熟します。
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 それではみなさん、ここからは「お別れが言いたい水鳥さん」をご覧下さいね。この子達は既に何度も登場しましたので、もう名前も覚えて頂けたと思います。このミニシリーズは今日でお終いです。
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 わたしが水鳥さんを撮影するきっかけになったのが、ドバトさん達でしたよ。鳥さんの撮影は難しいので、練習にドバトさんを撮っていたら、オナガガモ&マガモ君に遭遇したのです。
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 この子達は、わたしが側まで寄って行っても、全然気にしませんでした。この事で水鳥さん達の撮影が面白くなり、その後出合った水鳥さんを入れると、撮影出来たカモさん達は7種になりましたよ。
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 今日の写真のオナガガモさん達は、羽繕いに余念がないのですが、ニヒルなマガモ君は知らん顔をしています。最後の写真はキンクロハジロ君ですが、女の子のキンクロハジロちゃんのクチバシに注目して下さい。この時大騒ぎしていたのですが、何してるのかな~?って思ってよく見たら、キンクロハジロちゃんが大きなカエルさんを見つけて、みんなにみせびらかして?いたのです。
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 みなさん今日のハナカイドウと水鳥さんは、如何でしたか?どうかコメントを書き込んで下さいね。何時もみなさんからの楽しいコメントを、わたしは心待ちにしているのですよ。

※みなさん、「春の夢」は、最初から通してご覧頂けます。ここからですよ。→ 春の夢
by brue-nile | 2006-04-07 01:36 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(18)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。昨日の東京は朝から雨で気温も低く、まるで冬に戻った様な寒さでした。4月だと言うのに、はく息が白かったので、本当にびっくりしました。降り続いた雨も夜には上がりましたが、日付けが変わった今は、更に寒さが増して来ています。
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 さて今日の春の花は、爽やかな香の花たちを集めましたよ。今日の花はみんなが良く知っているハーブですよ。最初のこの青紫の花は、わたしが大好きなハーブで、シソ科ロスマリヌス属の「ローズマリー」です。
 「ローズマリー」は地中海沿岸原産の常緑低木です。直立性種とほふく性種が在り、濃緑色の細長い葉が密生します。葉を触るだけで、とっても良い香りがしますよ。丈夫な植物なので、水に挿して置くと根が出てきますから、鉢等に植えてあげれば、大きく育ちますよ。
 「ローズマリー」はピンク、シロ、薄紫、青紫色の小さな花が、葉の脇に咲きます。「ローズマリー」はお料理の他に、美容、防虫、防腐、入浴剤などに多く使われています。
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 「ローズマリー」は別名では、メイテツコウ、マンネンロウと呼ばれています。名前の由来は、海岸に自生する事から属名は、ギリシャ語で「露・海」から付きました。
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 次の白い花は、キク科マトリカリア属の一年草、「カモミール」ですよ。黄色の花芯と白い花びらが、美しく映えるハーブです。「カモミール」は消炎、入浴剤、またはハーブティが人気があります。可愛い「カモミール」は切花、鉢植え、花壇、食用等色々と利用されます。
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 「カモミール」は別名でカミツレ、ジャーマンカモミール、マトリカリア等と呼ばれています。名前の由来は、薬用になることから、ラテン語で「母」の意味があります。
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 最後のお花は、これまた誰でも知っている「ラベンダー」です。ラベンダーカラーとも言われる紫色の花で、香水の原料になります。「ラベンダー」はシソ科ラベンデュラ属のハーブの一種で、精油成分は、胃痛、消化促進、精神安定、殺菌作用、防腐効果などが在り、ハーブティの他に入浴剤、ポプリ、クラフト等に多用されます。「ラベンダー」の香りはノスタルジックで、古い外国映画に出てくる、老婦人を連想しますよ。わたしはイギリスのアイロン専用のラベンダー水を、ハンカチにスプレイしてからアイロンを掛けます。
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 「ラベンダー」の原産地は地中海沿岸で、一年草と多年草の物があります。別名をラベンデルソウと言い、名前の由来はラテン語で「洗う」を意味しています。わたしの屋上花壇にも「ラベンダー」が在りますが、チョウチョたちは大好きの様で、何処からとも無く吸蜜に遣って来ますよ。
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 最後に見て頂くのは、「さよならを言いたい水鳥さん」の中から、「カルガモ」さんです。全国で繁殖していますので、さよならの必要はないのですが、この池には秋~翌春の間しかいません。
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 「カルガモ」さんは、雌雄ほぼ同色で、クチバシの先が黄色です。クチバシの先が黄色いのは、「カルガモ」さんだけですので、直ぐわかりますよ。チャンスがあれば東京都心でも、子育てしている姿を見ることが出来ますよ。
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 みなさん、今日のハーブたちと、「カルガモ」さんは如何でしたか?感想などコメントを書き込んで下さいね。今日も、みなさんからの楽しいコメントを、お待ちしています…!

           (わたしの写真はクリックで、大きく表示されます。)
by brue-nile | 2006-04-06 01:41 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(15)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。昨日は朝から良いお天気で、東京地方は気温が20℃迄上がったみたいです。
 でも寒がりのわたしは、セーターを重ね着して、更にコートを着て出かけていました。いくら寒がりのわたしでも、さすがに熱いので途中でコートを脱いだのですよ。でも夜になればやっぱり寒くて、コートは必要でしたよ。寒暖の差が激しいこの時季は、用心しないと風邪を引いてしまいそうですよ。
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 それでは今日のお花の紹介をしましょうね。今日は愛らしい黄色の花ですよ。これはわたしの大好きな花で、毎年早春の頃お花屋さんで見かけると、切花を買って来て大きな花瓶に挿しますよ。爽やかな香と優しい黄色の花で、部屋中が一気に春に変わりますよ。
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 この花はアカシアの仲間の「ミモザアカシア」です。「ミモザアカシア」はマメ科アカシア属で、黄色の小さな球形の花が、枝先にまとまってつきます。「ミモザアカシア」の葉は、羽形で複葉です。
 「ミモザアカシア」に似ているのが、「ギンヨウアカシア」です。「ギンヨウアカシア」葉も羽状複葉ですが、葉全体が銀白色をしています。
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 アカシアの仲間は明治時代に渡来した、暖地性の常緑樹ですよ。アカシアの仲間の原産地は南半球の熱帯・亜熱帯で、種類は600~1200種も在ります。日本では関東以南に分布しています。
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 日本で見られるアカシアの仲間は、ギンヨウアカシア(ハナアカシア)、ソウシジュ、サンカクバアカシア、フサアカシア、ナガバアカシア、スギバアカシアそれにミモザアカシアなどです。
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 属名のアカシアは、ギリシャ語で「刺がある」あるいは「鋭い」と言う意味に由来します。下の3枚の写真のアカシアは、ユーカリの様な葉っぱが面白い、「パールアカシア」です。葉っぱの姿形から、マメ科の植物だと直ぐ判りますよね。
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  次にみなさんにご覧頂くのは、「お別れを言いたい水鳥さん」の「マガモ」君ですよ。
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     この子に付いては、‘目付きの悪い鳥さん’として、既に紹介して在ります。
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 「マガモ」君は、極近く迄行っても逃げないでモデルをしてくれたので、大感激したものです。水鳥素人のわたしでしたが、この子を写せてちょっぴり自信が付きましたよ。
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       「アヒル」さんは、この「マガモ」さんを改良して作り出されました。
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 みなさん、今日のアカシアの仲間と「マガモ」君は如何でしたか?どうかまたコメントをお寄せ下さいね。みなさんからの嬉しいコメントを、楽しみに待っています。
by brue-nile | 2006-04-05 02:45 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(10)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。昨日は沢山の会社や学校などで新年度が始まり、いよいよ本格的な春のシーズンがスタートしましたね。みなさんの新年度は如何でしょうか…!?
 東京は朝から風が強くて肌寒かったのですが、通勤電車の中はポカポカ陽気で、何気なく眺めていた車窓からは純白の富士山が、青空にくっきりと浮かび上がって見えました。到着した駅のホームで、しばらく美しい富士の姿に見入ってしまいました。この駅は何度も乗り降りしているのですが、富士山が見える事に気が付きませんでした。
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 さて今日の花ですが、みなさんはこの写真の様な紅紫色の面白い蕾を付ける植物を、ご覧になった事がありますか?小さな蕾の塊が、枝の彼方此方から出ていますよ。
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 つい先日までは、蕾のままでしたが今日見に行ってみると、もうこんなに蕾が大きくなって開き始めていました。中には開花している物もありましたよ。蝶の様な形の花が、枝に集まって咲くのですよ。
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 みなさん、この花は「ハナズオウ=花蘇芳」と言うマメ科ハナズオウ属の落葉低木で、高さは2~4m程になります。原産地は中国で花色は白、紅色、紅紫色があります。「ハナズオウ」は、ハナスオウ、スオウバナ、スオウギ等と呼ばれています。
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 「ハナズオウ」の花期は4月頃で、葉が出る前に紅紫色の花がまとまって花房を作ります。伸びて来た蕾や花の形を見れば、マメ科の花と直ぐ判りますが、出来立ての蕾の頃はどんな花が咲くのか、全く想像出来ないと思いますよ。
 前年枝~古枝の先に、紅紫色の花がまとまってつき、満開を迎える頃は枝全体が紅紫色に染まり、とっても綺麗なのです。青空と紅紫色の対比が素晴らしく美しくて、しばらく見惚れてしまいました。
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 「ハナズオウ」の名前の由来は、花色が蘇芳染めの紅紫色に似ているからです。仲間には白花の「シロバナハナズオウ」や小型の「アメリカハナズオウ」が在ります
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 何時もなら、ここらでみなさんに「お別れを言いたい水鳥さん」をご紹介するのですが、今日は止めておきます。何故かといいますと今日4月4日は、わたしの1年に1回の記念日…お誕生日なんです。しばらく忙しくて、自分の記念日を忘れていましたが、お友達のお祝いのメールで思い出しましたよ。また一つ歳を取るのは一寸って思っているので、忘れたままだった方が幸せだったかも知れません。(笑)
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                        アネモネ
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 自分から自分に、カード付きの小さな花束でも贈ろうかな…なんて考えていますよ。でも今日は夜も会議が在るので、お誕生日どころでは無いのが本音です。せめて気分だけでもと思い、在り合せのお花で、こんなフラワーアレンジをしてみました。
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               シネラリア(上)とラナンキュラス(下)
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 実はもう一つ忘れていた事があります。わたしのブログ「ナイル商会」は4月2日に、開設8ヶ月目に入りました。
by brue-nile | 2006-04-04 02:03 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(14)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。東京は生憎の日曜日でした…夕方からは春雷が轟き、激しい雨が降りましたよ。満開を過ぎたサクラ達には、花散らしの嵐になってしまいました。
 さて、今日は最初に上から3枚目迄の、美しい薄紅色の花からご覧下さいね。みなさん、このお花は、何の花でしょうか…?4枚目と5枚目は、この花に似ていますが、違うお花なんですよ。
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 みなさんこれは、フルーツの花なんです。そうして、4~5枚目…6~8枚目は同じ種類の花ですが、こちらはフルーツの花ではないのです。勿論果実は出来ますが、食べられないのですよ。
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 みなさん、最初の3枚の写真の花は、生食用の「モモ」の花なんです。花は芳香が在り、花色は白、薄紅色、紅色で、花びらは5枚あります。「モモ」の品種は不明ですが、こんなに綺麗な花が咲くのですよ!フルーツは花も果実も両方楽しめるんですね!「モモ」はバラ科サクラ属の落葉小高木で、原産地は中国北部です。花は葉が出る前に開花します。
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 こちらの上下の花は園芸種の「ハナモモ」です。庭木や切花用として人気があります。「ハナモモ」は八重で、花色は濃い紅色、薄紅色、それに白色の物があります。
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 この上の「ハナモモ」の花びらを良く見て下さいね、微かに赤い斑(ふ)が入っていますよ。
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 こちらは白に赤い斑が絞り状に入った、とっても綺麗な「ハナモモ」です。近頃人気であちこちで見かけますよ。
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 この「ハナモモ」ですが、一本の樹に赤と白の花をつけていました。この様な状態を“キメラ”と言います。「ハナモモ」にも果実が出来ますが、果実は小型で食べられません。下の「ハナモモ」は白樺の樹に寄り掛かる様に咲いていて、本当に綺麗でした。
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 今日の「モモ」と「ハナモモ」の違いを、もう一度書き出しておきますね。①モモは一重で花弁が5枚在ります。②ハナモモは八重咲きです。③ハナモモは花弁に斑が入る物が多く有ります。④ハナモモの果実は小さくて食べられません。
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 それでは今日もまた、お別れを言いたい水鳥さんをご覧下さいね。今日はこの子、知り合ったばかりですが、もう秋まで会えないかも知れませんので、ご紹介したいと思います。この子の綺麗な羽色と面白い動きは、ず~と見ていて飽きませんでした。
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 みなさん、この子の名前は「ハシビロガモ」君と言います。クチバシの先端がスコップの様な形をしていますよ。「キンクロハジロ」君たちとは離れて、この子一人で泳ぎ回っていました。
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 「ハシビロガモ」君は動きが早い上、一度しか傍まで来てくれなかったので、写真上の姿が小さくてはっきりしていません。でも特徴は嘴の形ですよ、それに身体の色も綺麗なんです。嘴は黒くて幅広、頭は黒っぽくて光沢のある緑色~青紫に見えます。胸は白くてお腹は赤褐色をしています。「ハシビロガモ」君の大きさは、先日ご紹介した「ヒドリガモ」さんと同じ位で、「カルガモ」さんよりはず~と小さいカモさんです。

 みなさん、きょうの「モモ」と「ハナモモ」それにニューフェイスの「ハシビロガモ」君は如何でしたか?是非コメントをお寄せ下さいね。みなさんからの楽しいコメントを、今日もお待ちしています。
by brue-nile | 2006-04-03 01:22 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(14)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。4月に入った途端に、東京は暖かな春が戻って来ましたよ。綺麗な青空の下で、満開を迎えたサクラの花達が、眩く輝いていました。時折り過ぎる微風に、柔らかな花びら達が、ヒラヒラ、クルクルと流れて行きました。春爛漫、小鳥の声にも春の喜びが溢れていましたね。お花見客で何処も大賑わいでしたが、みなさんはお花見に行かれましたか…!?
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 さて今日の春の花は、美しい薔薇の花と白い花が咲き溢れるユキヤナギですよ。優しいサーモンピンクと清潔な白い花たちが、辺りの空気までパステルカラーに染めていました。
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  この薔薇に出会った時わたしは、そのあまりにも重たげな姿に驚きの声を上げました。
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 幾重にもクレープ紙を重ねた様な、不思議な質感の花びらたちを、わたしはそ~と触ってみて、『あ~やっぱりこれは、生身の薔薇の花だわ…!』と確認した程でしたよ。
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 薔薇の花は以前特集を組みましたので、今日は説明をしません。薔薇は薔薇…美しい姿を見れば、説明何かいらないですよね。
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 「ユキヤナギ」は花言葉の〈未来への期待〉が表わすように、しなやかな若枝と白い花で、春の喜びを表現している様な花です。バラ科、シモツケ属の「ユキヤナギ」は、東北地方以南の山地の谷沿いに自生する、落葉低木です。
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 「ユキヤナギ」は、白い花が枝全体を覆い、まるで雪が降った様に見えます。別名を「コゴメバナ」「ツンベリースペレア」「イワヤナギ」等と言います。「ユキヤナギ」には、中国原産の八重咲きの「シジミバナ」桃色の「ベニバナユキヤナギ」が在ります。
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      さてみなさん、今日お別れを言いたい水鳥さんは、「ホシハジロ」君です。
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 「キンクロハジロ」君たちの中に、たった一羽だけで暮らしている事は、以前お話しましたよね!今日出先で立ち寄った池にも「キンクロハジロ」君達が沢山いて、その中には「ホシハジロ」君がたった一羽だけ混じっていましたよ。でもその子は、この写真の男の子みたいに、わたしの傍に寄って来てはくれませんでした。
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 4月になっても各地の池には、未だ大勢のカモさん達がいるので、本当に驚いてしまいました。お花見の人から何かをもらえるので、旅立ちを伸ばしているのでは…と思いましたよ。
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 みなさん。本日の薔薇とユキヤナギ、それから「ホシハジロ」君は如何でしたか?どうかご意見。ご感想などをお寄せ下さいね。みなさんの楽しいコメントを、楽しみに待っていますね…!
by brue-nile | 2006-04-02 03:06 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(10)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。毎日寒いですね~!冷たい風が吹いて、春とは思えません。でも今日は4月1日春の盛り、花咲き揃うシーズンに入りましたよ。今日は気温も上がって、やっと春らしい暖かな一日になるみたいです。今日、明日とサクラの名所は、お花見の人達で大盛況になるでしょうね。
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 さてみなさん、この優しげな白いお花は何の花でしょうか…?このお花は、昨日ハッチを追いかけて行って、偶然見つけたんですよ。おや~こんな所にサクラの花が…!?と思って近寄ってみたら、サクラの花では有りませんでした。
 みなさん、実はこの花は「スモモ=李」の花だったのです。「スモモ」はバラ科スモモ属の落葉小高木で、果実は食べられます。「スモモ」は酢桃、李、プラム等と表記されます。原産地は東アジアで、中国名の「李」を和音読みにしたのです。
 「スモモ」は、花が美しい果樹の一つなんですよ。花は白色で5弁花、葉が出る前に枝にまとまって咲きます。「スモモ」には濃い紅色の「ベニバナスモモ」と言う種類もあります。「スモモ」の栽培には、霜に当てない事が重要なのだとか…、霜に当たると実が生らないので注意が必要なんだそうです。
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 さて、みなさん、しばらくお休みしていましたが、今日はまた水鳥さんをご覧下さいね。多分もう北のお国に帰る途中でしょう!?寂しいけれどこの子達とは、もうおわかれなのです。そんな訳で、今日は可愛い水鳥さん達の総集編をしたいなって、思いました。ここに出ていない水鳥さん達は、明日また掲載したいと思います。
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 先ず始めは、結構ひょうきんな「キンクロハジロ」君ですよ。下の茶色い子は女の子ですよ。
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   どうですかみなさん、「キンクロハジロ」君の、後ろ姿もなかなかですよね…!
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 あの冠毛の千切れた、 仲間外れの「キンクロハジロ」君はどうしたでしょうか?とっても心配しているんですよ。
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    さて、お次は「オナガガモ」ちゃんです。女の子は本当に可愛いんです。
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          「オナガガモ」君は、ちょっと気が弱くて遠慮がちでしたよ。
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          「オナガガモ」君の後ろ姿も、どうか見てあげて下さいね
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  こちらは、仲良くカップルで泳いでいますよ。男の子は中々のハンサムボーイですよ。
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 みなさん、「スモモ」を食べた経験は、お有りですか?「スモモ」の事、水鳥さんの事など、どうかコメントをお寄せ下さいね。みなさんの楽しいコメントを、お待ちしております。
by brue-nile | 2006-04-01 02:23 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(10)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。春の嵐が吹き荒れた日本列島でしたが、みなさんには何事も無かった事と思っています。東京はサクラが満開で、夜桜見物に行く人たちは、防寒具一式にひざ掛けなど用意しないと、寒くてお花見どころではなかった様です。
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 さて本日の「ナイル商会」も、やっぱり白い花をご覧頂きます。みなさん、これ何の花かお判りですか?なかなか綺麗なクリーム掛かった白いお花でしょう~!
 この花は仏教の或る宗派が、仏前に供える木として知られていますよ。緑の枝に緑の葉っぱだけを供えるのですよ。ですから、みなさんはきっと何処かで、この木をご覧になった事が在ると思いますよ。普段は緑一色の佛木ですが、こんな可愛いお花が咲き実も生るのです。
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 これは「シキミ=樒」の花です。「抹香臭い」と言う言葉は、この木の香の事を指しているそうです。実はこの「シキミ」には全体に毒の成分が在るのです。特に果実には毒の成分が顕著で、「悪しき実」とされ、それが詰まって「シキミ」になったと言われています。樒の文字だけでも、何か密教と因縁が在りそうですよ。
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 「シキミ」の実は、「毒物及び劇物取締り法」と言う法律で指定された植物です。「シキミ」の実は、植物で唯一「劇物に指定」されているのです。実の形が「ウイキョウ=大茴香」に似ているので、日本からドイツに輸出された「シキミ」の実が「大茴香」と混同されて、香辛料として販売され、多くの人が中毒に掛かり騒ぎになった事も在るそうです。
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 英名は「ジャパニーズ・アニス・ツリー」と呼ばれていて、この名前で他の植物と混同されてしまうのです。この下の写真が、「シキミ」の実です。何かにそっくりではないですか…!?
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 みなさんは「八角」と呼ばれる、中華料理の香辛料をご存知でしょうか?英名は「スターアニス」と言う、星型をしたスパイスの事ですが、「シキミ」の実と「八角=スターアニス」の実は、この写真の様に本当によく似ていますよ。
 みなさん、上が「シキミ」の実で、下が本物の「八角=スターアニス」ですよ。どうでしょうか、そっくりでしょう…!見分け方は「シキミ」の実の方が、各先端が細く尖がっている事です。
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 この猛毒の「シキミ」の実が、大間違いで日本産「スターアニス」として輸出され、ドイツやシンガポールで、中毒事件が発生したのです。
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 「シキミ」の実の成分は「アニサチン」と言う、痙攣性の神経毒が含まれています。「アニサチン」は手足が突っ張って、全身硬直を起こす猛毒なのです。カレーの様に香辛料をたっぷり使うお料理に入れられたら、本当に危険ですよ。あれは砒素でしたが、「岡山カレー砒素混入事件」を思い浮かべて下さい。

 さてみなさん、今日の「シキミ」は如何でしたか、綺麗な花で良い香もするのですが、実には猛毒が含まれていたんですね。本当に危険ですから、実を見つけても絶対家には持ち帰らないで下さいね。それでは今日も、みなさんからの沢山のコメントを、お待ちしています。
by brue-nile | 2006-03-30 03:20 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(22)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。東京は昨日も良いお天気になりました。夕方から雨の予報が出ていたので、帰宅時に雨に遭いたくないなって、思っていました。でも日中はお天気は持ったのですが、帰宅する前から風が強くなり、かなり肌寒くなってしまいました。
 雨は21時過ぎに降り出し、一時は土砂降りになりました。風と大雨で、まるで嵐の様でしたが、日付けが変わった今はもう止んでしまいました。折角綺麗に咲いたサクラ達ですから、これが「花散しの雨」にならなくて、本当に良かったと思います。
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 さて、みなさんには今日も、綺麗な白い花をご覧頂いていますが、これは何の花でしょうか…?白い花の事は、昨日しっかりお勉強しましたので、賢明なみなさんには、もうお判りですよね。
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 この花はコブシの一種の「シデコブシ=四手辛夷」です。「シデコブシ」は日本固有で、モクレン科モクレン属、湿地性の落葉小高木です。別名を「ヒメコブシ」「べニコブシ」と言います。名前の由来は、花の形が正月飾りの“四手”に似ているコブシだからです。
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 「シデコブシ」は“生きてい化石”と呼ばれている、古代植物の生き残りです。過去の気候やその他環境条件の変化に耐え抜き、現在も生き残っている適存種です。レッドデータブックでは〔絶滅危惧Ⅱ種〕に分類されています。
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 「シデコブシ」は東海地方の伊勢湾周辺(岐阜県、愛知県、三重県)の極限られた湿地や、渓流沿いにしか自生していません。開発が進んだ影響で自生地が減少し、絶滅の心配が出ています。
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 「シデコブシ」の葉は互生し長さが5~10cm、幅2~4cmの長楕円形です。花は白色と薄紅色の物があり、3月~4月にかけて12~18枚の細長い花弁を、波打った様に外向きにつけます。
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 「シデコブシ」は系統的には、「コブシ」と「タムシバ」の交雑によって生まれた、とされています。しかし「コブシ」はやや冷涼地の谷沿いに生育し、「タムシバ」は、これよりは温暖地の尾根などの乾燥地に生育しています。この異なった物同士が交雑するには、両者が近接して生育している環境が必要なのです。それが東海地方の、伊勢湾周辺だった様です。
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 「シデコブシ」には、美しい園芸品種が多数在ります。レッド、ロゼア、ロイヤルスター、ウォーターりりー、ホワイトスターなどは、鑑賞価値が高い品種です。
 
 ところでみなさん、最後の開きかけた綺麗なお花は、一体何の花でしょうか…?このお花をよく見れば、直ぐに答えが出ますよね。
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 みなさん、今日の「シデコブシ」は如何でしたか?どうかご意見ご感想などを、沢山お寄せ下さいね。みなさんからの嬉しいコメントを、楽しみにお待ちしています。
by brue-nile | 2006-03-29 01:51 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(21)
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 みなさん、こんにちは、ナイルです。 昨日は東京も神奈川も、素晴らしいお天気でした。本当に暖かくて穏やかで風も無く、眩しい青空に陽光が煌き花々は咲き誇り…つい歌いたくなる様な素敵な春の一日でしたよ。
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 みなさんに昨日のブログでお話しましたが、わたしは大船の手前の「本郷台」と言う所迄、楽しいお仕事の為に出かけて来ました。5月のゴールデンウイーク中に開催される、「第30回ジュニア展」に展示される作品の、審査をするためです。
 アジア各地の子供達や日本の幼児~中高生までの絵画作品、187点が搬入されました。アジアの子供達の作品は、現地の国際財団の人達の協力で、小学校や孤児院、施設などから毎年沢山の素晴らしい作品が、海を渡って日本に運ばれて来るのです。
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 今回の審査員は、わたしを含めて13名でしたよ。色彩、物の捉え方、感性、表現方法などを評価・選考して、受賞作品一点一点に講評をしなくてはならないのです。
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 毎回気になるのは、海外の子供達の作品に比べて、日本の子供達の色彩が暗く沈んだ色が多いのです。日本の子供達には、感動を色彩で表す力が、何故か乏しい様に思えます。
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 さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日のお花は昨日に引き続いて、白い大き花を掲載しました。みなさん、今日のこの花は何の花かお判りですか!?昨日は「コブシ」でしたので、これは「コブシ」では在りません。「コブシ」に似ているので間違える人もいるのですよ。
 sdknzさんより簡単な見分け方を教えて…とのご要望に答えて、今日は「ナイル式白い花大解剖」ですよ。これさえ判れば、もう間違える事は在りません。
 この写真の白い花は、本郷台で撮影したんですよ。清楚な雰囲気の、とっても綺麗な花ですよね。
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 それではここで、このお花の名前をお教えしますね。この白い花の名前は「ハクモクレン=白木蓮」ですよ。「コブシ」と同じで、モクレン科モクレン属の落葉高木で、高さは15m程になります。「ハクモクレン」は普通の「モクレン」と違って、葉が出る前に花が咲きます。
 「ハクモクレン」はアメリカのミシシッピ州の州花、「Magnolia=マグノリア」に近い姿をしています。花期は3月20~4月10で、庭木、街路樹、公園木として人気が在ります。
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 みなさん上が「ハクモクレン」で、下が「コブシ」です。良く見て下さいね、一番判り易い場所がここですよ。花の根元を見て、何か違いに気がつきませんか…?①参照
①「コブシ」の花の下には、小さい葉を持っていますが、「ハクモクレン」には在りません。
  その他にも以下の様な違いがありますよ。
②「ハクモクレン」の花びらは「コブシ」より幅が広くて、厚みが在ります。
③「ハクモクレン」の花は上向きに半分閉じたように、全開しないで咲きます。
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みなさん、こちらの写真で、花の付き方や枝振りを比べてみて下さいね。上が「ハクモクレン」で下が「コブシ」です。「コブシ」の花は枝全体を覆う様に咲いていますが、「ハクモクレン」の花は枝が下部から分かれて、一見株立ち状になります。枝の様子も比べて見ると、ほらこんなに違いますよ。一番最後の写真を見て下さいね、「ハクモクレン」は角々状に枝が広がっていますが、この写真の様に「コブシ」の枝は、すらりと伸びています。
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 「モクレン」の名前の由来は中国名の「木蘭」「木蓮」を和音読みにしたものです。「モクレン」の仲間はその他に、常緑樹の「タイサンボク」「トキワレンゲ」などが在ります。
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 みなさん、今日の「ナイル式白い花大解剖」は如何でしたか!?ご意見などのみなさんからの、コメントをお待ちしています。
 さて今日はジュニア展の会場写真がありますので、下のMoreをクリックして入って下さいね。建物も面白いので掲載しましたよ。

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by brue-nile | 2006-03-28 02:28 | 春の夢“花&水鳥”(全35話) | Comments(12)