続・博物記(秋ー23) 同定が困難な…ヒメバチsp
みなさん、こんにちは、ナイルです。すっかり秋らしくなった東京ですが、お天気がはすっきりしません。今日は曇りの予報が出ていますが、午後遅く用事で訪れる鎌倉方面は、雨の可能性が高いみたいです。
同行者がいるし、鎌倉では人に会わなくてはなりませんから、写真は期待出来そうにありません。お天気が悪い方が返って、諦めが付きそうです…(笑)それに朝はみっちり仕事ですし、お昼からは大事な用事で人に会わないとなりません…今日も大忙しの一日になりそうです…!?
昨日は帰宅が大幅に遅れてしまいました。夕方一旦帰宅した時に、コメントのお返事&ご訪問は出来たのです。それに、留守中にまたiコメントあって、その方々へのお返事は済んだのですが、でもブログへは今のところ伺えそうにありません。今夜帰宅してから伺いますので、しばらくのご猶予をお願いしますね…m(__)m
さてみなさん本日は、同定が難しいハチさんをUPしました。ハチさんと言っても、刺すハチさんとは違います。この子は寄生バチ(ヤドリバチ)類と呼ばれる、タマムシさんやコガネムシさん、チョウチョさん等の昆虫さん達の、タマゴ、幼虫、サナギに、寄生するハチさんなんですよ。
この子は、ハチ目ヒメバチ科のハチさんですが、同定が非常に難しいので、ヒメバチ(姫蜂)spさんとしておこうと思います。
「ヒメバチ」さんの大きさは8~40㎜で、日本~朝鮮半島に分布しています。最初は「シロスジヒメバチ」さんかな~って思ったのですが、どうやら違っているようです。他にも似ている子がいましたが、どうも同定ヶ所が一致しないのです。
「シロスジヒメバチ」さんは、触覚中央に白い条は無い(この子には在り)…「シロスジトゲヒメバチ」さんは、後脚脛部に白紋が無い(この子には在り)…「サキマダラヒメバチ」さんは触覚中央に白い部分が無い(この子には在り)…それから、「ニイクニヒメバチ」さんは、胸上部の左右に白い線が無い(この子には在り)…と、消去法で比べてみましたが、どの子とも違っていました。
暗い葉陰が好きな様で、アジサイやシダ類の葉っぱの上を、行ったり来たり…写真を撮ろうとすると、直ぐ飛んで行ってしまいましたから、結構神経質なハチさんかも…!?それでも、しつこく追いかけて、撮影出来ましたよ。