薄暗い水辺の道へ… (不思議の森の物語、第12夜)
わたしがやっと会う事が出来た「亀仙人」は、何と生意気な子亀でした。わたしは彼に、お家に帰りたいとお願いしたのです。すると「なぁ~んだ、簡単じゃん」と事も無く言うのでした。「家に帰りたいと念じれば良いのさ!でも…人間じゃちょっと駄目かも…そいじゃ途中まで案内を付けてあげるよ。」『ほんとに!でも何かお礼がいるのでしょ!?』わたしは一寸心配になって彼に言いました。「お礼はさっき貰ったよ、綺麗なトンボの眼鏡を僕ちゃんにくれたじゃん!」
わたしは、でもあれは大切な…と口から出掛かりましたが『そうなの?あれで良いね!』と、すかさず彼に言いました。トンボの眼鏡はこの森でしか使えないと、言われたのを思い出したからです。
「ありがとう親切な亀仙人さん!」そうしてわたしは案内鳥に付いて、薄暗い水辺の道を歩き始めました。
井の頭公園はこれから冬になると鴨や鴛鴦、かいつぶりなどの野鳥が池一面に飛来します。壮観です。機会がありましたら行くと良いですよ。亀さんもいたと思います。
ところで亀はお目出度い長寿のシンボル、でも猫も福を招く良い事が来るシンボルですよね!!!エッヘン!!!ピコ姫エライ!!!パチパチパチ *(++)*
時々お邪魔させてくださいね。^^
クロのブログにお越しいただきありがとうございました。
また、勝手にTBして失礼いたしました。
ナイルさんのノダケ、あったかい感じの写真でいいですね。
クロのは、日陰の株を早朝の薄暗い時にとったので、ちょっと今一なんです。