昨日までの暑さが一転、今日はとっても肌寒くて、時々小雨が降る一日でした。昨日の都心の最高気温と、今日の最高気温の差が何と11℃もあったのだとか…真夏の装いの若い女性たちは、ストールを体に巻き付けて、寒そうに歩いていました。ナイルは何時もの恰好では寒いので、更に重ね着をして出歩いていましたが、それでも肌寒かったですよ…(ーー;)
酷い蕁麻疹は引いたりぶり返したりで、何とか我慢出来ましたが、先ほどからまたボコボコに出て来て、痒くて堪りません…(T_T) 明後日の水曜日は非常に需要な会議があるので、早く治さない事には万全な構えで臨めません。でも泣き言ばかり言っていても始まりません…頑張って乗り切らなくっちゃね~!!
さて今夜も頑張ってブログを更新しますね。気分が優れない時は、爽やかな緑をを眺めるのが一番、それがナイルの気分転換策なんですよ!(^^)! そんな時にこそピッタリなのが、今回の写真の樹木なのですよ。この樹は北米東部原産の落葉高木でカエデの仲間、ネグンドカエデ“フラミンゴ”と言います。大変美しくって優雅な姿に、思わず足を止めてしまいましたよ。
葉っぱの白、緑、ピンクのトリコロールカラーが、とっても綺麗な品種なんですよ。一寸見にはカエデらしからぬ姿をしていますが、実際にこのカエデの下に立てば、その美しい姿に癒されますよ。ネグンドカエデ“フラミンゴ”の花言葉は…大切な思い出…です。写真は夕方でしたので、逆光で撮ってみたら、光が透けて何だか涙の滴みたい…垂れ下がった花達が風に揺れて、沢山のフラミンゴが踊っている様に見えましたよ(^_-)-☆
カエデ科カエデ(アセル)属のネグンドカエデ“フラミンゴ”は別名を梣葉の楓(トネリコバノカエデ)と言って、日本には1882年頃渡来し、北海道などに多く植えられたと言います。樹高は3m以上になり、樹勢が強く成長が早く耐寒性があるので、全国どこでも植える事が出来ます。園芸店でも苗木を売っていますので、外国風のお庭がお好きなら、是非シンボルツリーにお勧めしますよ。
植え付けは春、あるいは秋の落葉後がベストですが、強健なので一年中大丈夫です。但し寒冷地では、1~2月は除いた方が良いです。また、日差しが強いと葉焼けを起こすので、植えるなら半日蔭がベストです。ネグンドカエデの品種には、ライムグリーンに白い斑が入る“ヴァリェガーツム”、ライムグリーンに黄色の斑が入る“オーレオ・ヴァリエガーツム”等があります。共に秋の紅葉は、大変綺麗ですよ。
ネグンドカエデ“フラミンゴ”の新しい葉っぱは白斑の上にピンクが入り、徐々に全体がピンク色に染まって、それがフラミンゴの色の様になります。雌雄異株で花は垂れ下がります。雄花序は散房状、雌花序は総状、花弁が無くて萼片が4~5個あります。花期は4~5月、写真は雌花ですよ。葉っぱは長さ13~24㎝の奇数羽状複葉、小葉は長さ5~10㎝の長だ円状卵形をしています。
フラミンゴはトネリコバノカエデ(梣葉の楓)の園芸品種です。殖やし方は挿し木&接木で、楽しみ方は庭植え、庭園樹、鉢植え、盆栽等お好きな方法でね…!ナイルがこの写真を撮ったのは夕方の遅い時間帯でしたので、本来の美しさが全く出ませんでした。出来れば晴天の日中、風が無く穏やかな光の中で撮ってみたいな~(^_-)